なわの雑記帳

好きなことあれこれ書きます

加賀井温泉 一陽館

田川浦鉱泉からハシゴし、次に向かった先は松代温泉にある加賀井温泉一陽館!

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着いた時には真っ暗… 味のある建物が並んでいます。

 

 

まず初めに、オーナーの方から温泉の性質特徴や成り立ち、入り方などなどの説明がなされます。絶対しっかり聞きましょう。 

 

話の要点としては、

・温泉成分が濃過ぎてせっけんなどが泡立たないため、シャンプーなどは使えない

・シャワーなどのカランは一切なし(湯上りに洗い流すと温泉の効能が全部流れ落ちるため)

・内湯に入るときは必ず下流側から

・露天風呂に入るときは前を隠して。女性はバスタオル水着などでそのまま入浴可能

・お湯は自噴で毎分700Lほど湧いている。超新鮮!

くらいだったかな…?とりあえずこれだけ把握しておけば大丈夫でしょう。とにかく普通の温泉施設の温泉ではないので、体をゴシゴシ洗いたい人は別の温泉に行けというわけです。

 

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ナトリウムとカルシウム系の炭酸泉で、緑グレーな源泉が掛け流しでザブザブと。 入ると丁度良い41度くらいの温度で、泡付きもバッチリ。

 

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浴槽と周りは析出物でガッチガチ。

 

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小川のようになっている流入口にはコップが設置され、早速飲泉……。海水を飲むような塩辛さとニガリのようなエグ味、ほのかに香る鉄臭さと飲むにはキツ過ぎる味。まさに「お湯」ではなく「温泉」と呼ぶに相応しい濃ゆさです。

 

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一陽館名物石膏ケロリン(笑) 成分が固着してもはや芸術品のような見た目をしてます。是非一目あれ!

 

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混浴の露天風呂には浴槽が2つ。左側の真っ茶色な方は新源泉で38度くらいで、右側は内湯の源泉と新源泉のミックスで40度くらい。ずっと入ってられる心地よさですが、冬の季節は寒そう。ちなみにタオルを沈めると茶色になるので注意。

 

 

感想………

とにかく超個性の塊のような温泉で、オーナーが「多分他ではこんな温泉入ったこと無いと思います」と自信満々だったのも納得。温泉の効能なんてのは半分プラシーボ的な気もするのですが、ここの温泉は間違いなく効きますね。炭酸成分で身体の芯の芯まで温まって身体の疲れがほぐれて、何時間でも入りたくなる感じ。泉質効能雰囲気共に超オススメ!

 

 

加賀井温泉一陽館

〒381-1221 長野県長野市松代町東条55

TEL 026-278-2016

営業時間 8:00-20:00(毎月26日は7:30-23:26)

料金 入浴400円 別に休憩も有(未調査)

 

2018年10/09訪問