みどり湖温泉 田川浦鉱泉旅館
パスワード思い出しました。ぼちぼち書きます。
とある秋の晴れた平日休みに、実家からカブを4時間ほど転がし向かった先はこちら。
長野県塩尻市のみどり湖近くにある田川浦(たがわうら)鉱泉旅館。よくあるようなひなびた旅館だが、何やらマニヤ向けの風呂があるらしい…。意を決して訪問してみました。
ちょっと田舎の民家のような入り口。
玄関からほどよくヤレた私好みの建物でテンションも上がる上がる!イノシシの剥製とか古いドリンクケースとか良い味出してて良い。古い建物だが綺麗にしてあるので、今度は泊まりに来るのもいいかもしれない。管理人の老夫婦(?)に500円を渡し、いざ入湯。
カランは6カ所でシャワーは2つ。洗い場は普通のお湯だった。
本題の浴槽。右側のどう見てもヤバいのはさておき、まずは左側の大浴槽から入る。(といっても、6人も入ればいっぱいくらいの広さだが…)
ややグレーがかった湯色で、ほどよい沸かし具合が心地よい!鉱泉ということもあり、大浴槽側は循環加温加水であったが、それくらいは許容範囲でしょう。(加水は湯量を補うため)
それなりに加水してるのか無味無臭だったけど、塩素消毒をしてない分は好ポイント。
そして右側のコイツだが……冷鉱泉100%の完全源泉かけ流し。一応小浴槽扱いらしいけど、コレ入れるのか?というか、入るものなのか?
析出物で浴槽が変色してエグい色になっている…。汚いものではないことは頭の中では分かっているが、確かにこれはヤバい。
飲泉。ほのかなエグ味と金物臭、鉄分系の味がしっかり。なるほど、確かに源泉だ。
大分気後れするものだが、覚悟を決めていざ入浴。足でかき回すと底に沈殿した湯の花がブワーーーっと湧き上がり、なかなかにカオスな光景。なんか下もニュルニュルするし、正直気持ちの良いものではない。
気合いでしばらく浸かってみれば、キシキシとした感覚と体がじんわりあったまってくる。成分と効能は確かでしょう。
源泉をすくってみました。オレンジの変なのは全部湯の花だが、無理な人は無理だろうな〜、、コレ。決して身体に悪いものじゃないけど、、
行きは気付かなかったが、宿の手前に看板があるのでアプローチはそんなに難しくないと思われます。かなりインパクトあるマニヤ向け風呂ですが、興味のある方は是非。
みどり湖 田川浦鉱泉旅館
〒399-0721 長野県塩尻市金井672
TEL 0263-26-2567
日帰り入浴時間 14:00 - 18:00
料金 500円
備考: 訪問前の電話確認を推奨