川湯温泉 川湯公衆浴場
去る事ですが、JALの「どこかにマイル」で旭川を引いてしまったので、北海道の道東方面へ行ってまいりました。色々と書きたい事もあるのですが、長々とブログも書けない人間故、何をやっていたかはTwitterを参照ください。
というわけで、今回どうしても訪問したかった温泉はこちら。
北海道弟子屈町の川湯温泉。観光とは無縁の倉庫みたいなボロい見た目(と言ったら怒られるか)、のっけから鄙びたエェ雰囲気に期待も高まる!地方の公衆浴場はこうでなくてはならないですね。
入りにくい扉を開けると………
田舎の公衆浴場によく見られるタイプの屋内と休憩室のソファー。建物は古いが掃除はよくされているところから、地元の人から愛されているんでしょう。
入浴料金が改定されて大人250円になったようですが、だからと言ってもやはり安い。余談ですが、北海道の日帰り温泉はどこも安くて良いですね。500円を超えると高いくらいの感覚です。気さくな番台のばぁちゃんにお金を渡し、早速の風呂場へ。
先客は2~3人でしたが、入れ替わり立ち替わりで地元の人が入ってくるので、なかなか貸切状態とはいかず。お爺さんが1人になったところで写真を撮らせて頂きました。
カランは4つくらい(うろ覚え) もちろんシャワーは無し。こっちは源泉じゃなく地下水を沸かしたもの?カルキ臭くないので水道水ではないと思うけど、詳しくはわかりませんでした。
源泉掛け流しでややオーバーフローあり、湯使いも良く鮮度はOK!浴槽はタイル張りのものが2つ、左側が熱湯で右側がぬる湯の基本的な配置。
先ずは左の熱湯から。
なかなか身体が茹でられる熱さ。温度計は無いが、体感だと45度ちょいちょいに思われます。
濁りのないお湯で、ふわっと香るタマゴ臭、キシ感強めの良いお湯!しかしながら、ここで特筆すべきお湯の特性は飲んでこそ分かるもの。メチャメチャに強い酸性分で、飲んでみると酢を口にしているかのような酸っぱさとその中に弱く感じる鉄分の味、コレが凄まじい!
3分ほど浸かると身体が火照ってくるので右側のぬる湯でクールダウン。体感はおよそ38度くらいで、外の風に吹かれながら長湯するのが心地よい。熱湯の方とは源泉が違うのか、はたまた源泉に加水しているのか、強烈な酸味は感じられませんでした。しかしながら、仄かな鉄の風味を感じられたので湯冷ましにはグッド。
湯治のように熱湯とぬる湯を交互に入ること1時間で上がり。素晴らしいお湯でございました。
温泉の公式なご案内と、モノ好きな方のために成分表です。私草津の温泉に入った事がないので初めて知りましたが、草津温泉に250円で入れると思えば凄いお得感…!是非一度道東観光の際に訪れてみて下さい。
おまけ
川湯 公衆浴場
015-483-2137
営業時間: 9時〜20時(受付最終17:30)
料金: 大人250円 子供100円
2018年11/4訪問